【マクロ生物の魅力】アサヒハナゴイ編

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今回の記事について

全て主観でのお話しになりますので、○○はこうじゃない?って思われる方も生暖かくみていただければと思います。
また、生物の名前とか読み方等々間違っている場合がありましたらご連絡いただければと思います。

このブログを立ち上げた時にガラスハゼについて書いていたのを思い出して、久しぶりに書かなきゃな~って思って書きました笑

そもそも、一つの生物に対する写真のストックが無さ過ぎて書けなかったっていうのもあります・・・

ストックも溜まったきてそれぞれの成長段階ごとの写真も増えてきたので、載せられる生物がいれば都度書いていきたいと思います。

【マクロ生物の魅力】アサヒハナゴイ編

Twitterのほうでは簡単に掲載してしまったのですが、件名の通り、今回はアサヒハナゴイ編をかいていければと思っています。

ガラスハゼの時は、写真の映えさせ方とかそんなのを書いていた気もしますが、ハナダイ系は成長段階ごとの写真を載せていくぐらいにしときます笑

ここ最近は、背景が~とかゆるふわ~とかフォトコン用の~とかが全然興味なくなってしまったので許してください。

その生物自身が魅力的だったら背景なんてどうでもいいっていう感想です笑

写真を乗せるだけなのでさっさと進みます。

成長段階の定義

学術的には下記のような分け方で分類されているようです。

また、魚によってそれぞれ大きさもある程度定義されているようなので、共通して魚はこの大きさだから若魚だよね~とか成魚だよね~というのは無いようです(当たり前か)

① 卵

② 前期仔魚

③ 稚魚

④ 若魚

⇒いわゆるYoung、アクアリウムやってた人は小さい時期の魚を総称してygとかっていってる気がします。

⑤ 未成魚

⑥ 成魚

どのような状態を表すかは、各自調べていただければと思います。

稚魚とか幼魚っていう言い方は厳密な区分規定があるわけじゃないんですね。

面倒なのでこのブログでは稚魚と幼魚を沢山使っていきます笑

子供向けの本とか色々な本に書いてある表記もちゃんとした呼称で記載して欲しいですね。

そしたらしっかり覚えられるのに・・・。

アサヒハナゴイの幼魚

一番小さい時期です。

今まで見た中では2cmぐらいが最少だった気がします。

これ以上小さくなると模様とかがまだ完全に出てなくて気付かない気がする。

アサヒハナゴイの幼魚
アサヒハナゴイの幼魚

2cmより大きめなのであればわりと見る機会は多い気がします。

流れに乗って浅場に来たりもします。

アサヒハナゴイの幼魚
アサヒハナゴイの幼魚
アサヒハナゴイの幼魚
アサヒハナゴイの幼魚

アサヒハナゴイの成魚(メス)

成魚とは?ってなりますが、6~8cm以上はこの辺りに入れていきます。

感覚です笑

アサヒハナゴイは雌性先熟(しせいせんじゅく)なので、オス以外は全てメスです。

※雌性先熟は生まれた時は全てメスで、成長していくにつれてオスに性転換していくことをしめします。

簡単にいうと群れで一番大きい個体がオスになるって感じです。

つまりそこら辺にいる同じ魚のなかで一番目立って大きいのがだいたいオスってことです笑

アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス

幼魚のときよりも模様がしっかり出て立派になってますね。

アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
アサヒハナゴイのメス
オスに追いかけられてるメス
オスに追いかけられるメス

メスはこんな感じです。

アサヒハナゴイの成魚(オス)

ここからが本番です。

ハナダイと言えばやっぱりオスですね

アサヒハナゴイのオス

さっきのメスの写真と比べると一目瞭然ですね

っておもうんですけど、実際アサヒハナゴイは分かりにくい部類だと思います笑

慣れてないと一目で気が付きにくい魚です。

大きな違いとしては、その群れの中で一番体が大きいのがオスの可能性が高いです。

単体でいるときは大体メスです。

明確な違いとして、背鰭を開かないと分かりにくいですが、第3棘が伸長してること(背鰭のとげとげ部分の前から3つ目が伸びてる)。

下の画像が分かりやすいです。

アサヒハナゴイのオス(下尾びれ欠損)
アサヒハナゴイのオス(下尾びれ欠損)

メスと比べると全然違いますね。

追いかけたりすると閉じちゃうので、なかなか難しいと思います。

時を待ちましょう笑

ここからは個人的な解釈ですが、あとはおでこ部分のピンク色?の模様が鼻まで繋がっているかとかも見分け方だと思います。

アサヒハナゴイのオス
アサヒハナゴイのオス
アサヒハナゴイのオス

その他は、尾びれの付け根部分が上下ともに赤くなっているかも見分ける要素だと思っています。

アサヒハナゴイのオス

メスのときは、尾びれ部分の黄色が多いように思えます。

あとはそれに加えて、尾びれの付け根の黄色い斑点もまだのこっているとメスな可能性が高いです。

アサヒハナゴイのメス

↑これはメスですが上の尾びれに黄色い斑点が良く見えるのが分かると思います。

こんな感じです。

あとはフィラメントが長いのもオスですね。

尾びれでいえばしっぽの先が長く伸びてるってことですね。

これはハナダイ系全般に言えることですが、尾びれの先が長いものは長く生きてる証拠だそうです。

アサヒハナゴイのオス(婚姻色)

お待たせしました。

最後にオスの婚姻色の紹介です。

これが撮れるまではやっぱりハナダイについては書いちゃいけない気がします笑

実際はまともに撮れているわけじゃないんですが・・・リベンジ案件です。

アサヒハナゴイの婚姻色

何度もいろんなところで書いてますが、二度と出会えなさそうなシーンでした・・・

悔しすぎますが回数を重ねて確率をあげていきたいと思います・・・

アサヒハナゴイの婚姻色は胴体の色が通常と比べるとかなり薄くなります。

特に胴体上部の6か所ある赤い縞々?のところ。

また、それに反して、尾びれの上側の赤色はかなり濃く、そして範囲が広くなります。

あとは腹びれのフチが赤くなる等の違いがあります。

婚姻色は派手になりがちですが、これもまた美しいですね。

アサヒハナゴイの婚姻色
アサヒハナゴイの婚姻色

あれ?1枚目とちょっと違くない?と思われるでしょうが、それもそのはずです。

婚姻色は通称ではありますが、本気カラーとそうでないカラーが存在します。

1枚目はいわゆる本気で、この2枚目が冷めかけになります。

婚姻色はずっと出ているわけではないので、通常カラーに戻りかけているとこのようになります。

1枚目とくらべると胴体上部の赤い縞々がだんだんと濃くなってきていますね(尾びれはまだそのままですが)。

突き詰めていくとこの本気カラーを撮るためだけに粘りたくなってきますので気を付けましょう。

ということで今回はアサヒハナゴイについての魅力をお伝えする記事でした。

また気が向いたら(素材が撮れたら)こんな感じで魚を紹介できればと思います。

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