【ダイビングログ】伊豆大島の旅⑦-⑧
\前回の伊豆大島の旅はこちら/
この時期は凄い伊豆大島に行っていた気がします
駆け込み需要ってやつですね・・・
今回は2回分まとめて掲載します。
1回分だと載せられるネタがだいぶ少なくなってしまうので。
ここ最近はご無沙汰すぎてどうなっているか分かりません
伊豆大島とは
東京都に属する伊豆諸島のひとつで、都心から最もアクセスしやすい火山島です。黒潮の影響で海が豊かで、地形・生物・季節変化がはっきりしているため、ダイビングの名所として高い人気があります。
特徴
1. アクセスが良い
東京(竹芝)から高速船で約1時間45分。
都内から気軽に行ける離島として人気です。
飛行機(調布便)を使えば30分程度で到着します。
2. 火山地形のワイルドな海
伊豆大島は火山島で、海中も火山地形がそのまま残っています。
ドロップオフ、溶岩の割れ目、ゴツゴツした岩場など、地形派ダイバーにとって魅力的なポイントが多いです。
3. 生物のバリエーションが豊富
黒潮の影響を強く受けるため、季節来遊魚が豊富で、生物相がとにかく多彩です。
スズメダイ・ハゼ・ウミウシ・大型回遊魚・サメ類など、ワイドからマクロまで幅広く観察できます。
ニタリもたまに出ます。
4. ポイントごとに個性が強い
・秋の浜:代表ポイント。深場まで落ち、マクロもワイドも撮れる万能スポット。スーパービーチです。
・野田浜:アーチなど地形が魅力
・ケイカイ:ハンマーヘッドなどの大物チャンスがある時期もある
・王の浜:浅くて比較的穏やかで潜りやすい
同じ島でもエリアによって海の表情が大きく変わります。
トウシキとか差木地とか他にもありますが略
5. 海況変化が速い島
伊豆大島は風向きが変わると海況が一気に変わるのが特徴です。
特に北東風に弱いポイントが多く、潜る場所の判断が重要になります。
6. 陸の自然もダイナミック
三原山の火山景観、溶岩原、黒砂の海岸線など、陸上も特徴的です。
海と火山のコントラストが、伊豆大島らしさを作っています。
7. 四季の変化がはっきりしている
春:透明度は落ちるが幼魚が増える
夏:黒潮が当たりやすく透明度が上がる
秋:最も魚影が濃く、ベストシーズン
冬:透明度が高く、写真撮影に適した季節
一言でまとめると
「東京からすぐ行けて、火山地形と黒潮由来の豊かな海が楽しめる、日本でも屈指のダイビングアイランド。」
【本編】ダイビング概要(1月末~2月頭)
海況情報
- 気温:9度
- 水温:15-17度
- 透明度:15~25m
出会った生物

モンツキベラ(Bodianus dictynna)の幼魚は背景を生かしてこそですね~
透け感が可愛い

この辺りはSMC-1で撮ってるので、トリミングしてません
普通の100mmレベルのレンズで撮ると、被写体のサイズ的にもっと距離感がでちゃいますね・・・

SMC-1で撮ってトリミングするとこんな感じ
最近の高画質ミラーレスとか、ミラーレス専用マウントのレンズだと倍率も高いので、クローズアップレンズを挟まなくてもトリミングすればこれぐらいになっちゃうと思います・・・
技術の進歩って怖い

すっごい全身でてました笑
こう見ると頭でっかちだなぁ

下半身を映さなければいい感じ

なかなか全身が出てるのってないと思うけど、あらためてみると体も綺麗


ドロノミの仲間(Podoceridae sp.)
正確には何かわかんないけど、ものすんごい小さかった
SMC-1で撮ってこれ
大きい方がオスなのかな?
小さい方をせっせと運んでました笑
コケみたいな生え物と相まって綺麗

カンナツノザヤウミウシ(Thecacera sp.1)
秋の浜の砂地をじーっと見てると結構います
ウデフリツノザヤウミウシよりも砂地にいるイメージ

隙間から出てこなかったやつ
黒いクマドリカエルアンコウ(Antennarius maculatus)

白いやつ笑
こいつも石の裏から出てきませんでした笑

小さいやつ
ちいかわ

おそらくカメノコフシエラガイの若齢個体(Pleurobranchus peronii)
これが大きくなると10cmほどになって、こんな半透明の体じゃなくてオレンジでぶつぶつの気持ち悪いやつになるらしい・・・悲しいなぁ

ずっとこのままでいてほしい(願望)

転石捲ってると出てきます
うねうねしててかわいい
透明感も良し

撮影場所が手のひら・・・
降ってきたのでつい
ちゃんと野に放って撮ればよかった

すいません、嫌いな人は嫌いな感じのやつ
でも普通のゲジゲジよりかっこいいと思ってしまった笑
調べても分かりませんでした(画像検索したらもっときもくて死んだ)
この後から魚なので、ここで見るのやめないでください!

なかなか撮るのが難しいイズハナダイ系のデイゴハナダイ(Plectranthias winniensis)
チゴハナダイみたいにちゃんと着底して


伊豆の方にいるのと色合いが少し違う気がする
環境のせいかな?

なんか浅いところにいた気がします(あやふや)
キングオブハナダイのキシマハナダイのオス(♂)(Tosanoides flavofasciatus)
前のどっかの記事で紹介したスミレナガハナダイと同じようにあおって撮ってみたやつ
やっぱり下からあおって撮ると凄いかっこよくないですか??
是非お勧めです笑



キシマハナダイのオス狙うならもっと別の場所に行った方が良いと思います
メスなら時期を選べば水深-20mぐらいにまで上がってくるのでオススメです
キシマハナダイのオスは数年前、水深-30m程度まで上がってきたこともありますけど・・・稀です

ヤノダテハゼ(Amblyeleotris yanoi)
そこまで数がいないからなかなか全開を狙う機会が・・・
全身出てきてるのですら久々に見た気がする



ニシキイトヒキベラの幼魚(Cirrhilabrus exquisitus)
成魚をしっかり撮りたいなぁ


ツキノワイトヒキベラのオス(♂)(Cirrhilabrus lunatus)
婚姻色はともかく、背鰭も尾びれも本当に開くんですか????
みたことありません

結局何カサゴかわかんないやつ
難しくてよくわかりませんね


ヤミテンジクダイ(Apogon semiornatus)
なんか普通に出てました

ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)
背景が綺麗
伊豆大島の旅の拡張版ということでめんどくさいので一つに纏めました
次はIOPログの予定
深場の生物ログになりそう
では次回~







