石垣島でギンポハゼのディスプレイを撮る|旅③

ISHIGAKI / DIVING LOG

ギンポハゼの
ディスプレイを狙って。

小さい、飛ばない。
飛んだと思ったら、ピントがずれる・・・。

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)

2026年5月下旬、石垣島へ行ってきました。今回は「ばがーじま」というショップにお世話になりました。

石垣島といえば、超有名なギンポハゼですね。誰しもが知っているので、あえて言う必要はないと思います^^

あとは、石垣島といえばマクロなので、そのほか諸々の生き物も狙いに行きました。

石垣島の海辺
石垣島の海辺

10月時点でもまだまだ台風が続いていて、ダイバーの皆さんも、散々煮え湯を飲まされてきたと思います。実は、このときも台風が接近中のタイミングでした。

本当に今年の台風はどうなってるんですかね・・・。仕事がある平日を避けて、土日の週末にぶつかってくるという嫌がらせが多発していますね。

このときも、もちろん海は荒れていて、外海はじゃばじゃばな状況でした。ただ、狙いの生き物は湾内にいるので、狙い的には問題なく潜れました。

もっと言うと、ショップの方のご厚意で、今回の狙いを踏まえて受け入れていただくことができました。本当にありがとうございます。

撮影・観察時期

2026年5月下旬

気温

25〜31 ℃

水温

26〜28 ℃

透明度

10 m

01 / DISPLAY

もくじ

小さいし、なかなか飛ばない。ギンポハゼのディスプレイ

今回、一番印象に残ったのは、なんといってもギンポハゼのディスプレイです。

思っていた以上に小さい魚で、ディスプレイも非常に撮りにくい。ぴょんぴょんしていて可愛いけど、1時間で数回しか飛ばなかったりするので、全然かわいくないです笑

ギンポハゼ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼ
Parkraemeria saltator

これが噂のギンポハゼです。ネットの写真を見ると大きく見えるかもしれませんが、実際に見た感じでは、たぶん3〜4cmぐらいしかなかったと思います。

初見だったこともあって、気づくまでに結構時間がかかりました。遠目だとなおさら、わけが分かりません笑

これでも顔を出しているほうで、これが・・・。

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

こうなって、巣穴から飛び出します。飛んでいるのは1〜2秒ほど。エリマキトカゲみたいな姿がキュートです。

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

周囲のメスに対してディスプレイするのですが、肝心のメスが目視できません。私は笑

そうなると、アピールする方向がまったく予測できません。正面で待っていたとしても、こんなふうに後ろを向きますし・・・。

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

真横を向くときもあります。

胸びれと腹びれが真っ黒になっているのが、婚姻色の姿。背びれや尻びれ、体の後ろのほうもオレンジ色っぽくなります。

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

これは結構よく撮れたほう。

ギンポハゼ(通常色)(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼ(通常色)
Parkraemeria saltator

こちらは通常色です。もはや誰?って感じですよね笑

こんなふうに出てきたら、わりと終わりな感じでした。普通に食事をし始めて、イライラしてました笑

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

これが、真正面で待機して、真正面に飛んでくれたときの写真です。

えー、ピントがずれます・・・。

ギンポハゼのディスプレイって、真上に飛ばないんですね。ちょっと斜め上に、弧を描くように飛びます。正面で待っていると、こっち側に少し寄ってくるわけで、そうするとピントが微妙にずれるという・・・。

おわりですね笑

ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)
ギンポハゼのディスプレイ
Parkraemeria saltator

これもディスプレイだとは思います。挑発してるのかな???って思うほどですが笑。でも、カエルみたいで可愛いですよね。

これに1時間以上向き合うわけです。飛ぶのは1時間に3回とかですかね。それも一瞬。頑張りましょう笑

小さい・飛ばない・婚姻色がさめる・潮が引いたら終わり・うねったら終わりの5重苦です。

初見ではなかなか撮れない方も多いそうで、どうにか写真に残せたので、褒めていただけました笑

頑張って撮影すると、ショップの方がシールをくれます。無事にもらえたのでよかったです笑

やっぱり、こういう生き物のほうが燃えるし、撮れたときの喜びは大きいですよね!

02 / OIRAN GOBY

オイランハゼもディスプレイ

オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus

オイランハゼのディスプレイについては、特集記事で読んでもらったほうが早いですね。

オイランハゼのディスプレイを撮る|ヒレ全開の姿とオス・メスの違い →

オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus
オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus
オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus
オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus
オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus
オイランハゼのディスプレイ(Cryptocentrus melanopus)
オイランハゼのディスプレイ
Cryptocentrus melanopus

03 / SHRIMP GOBY

目がまっ黄色になる、ギンガハゼ

ギンガハゼのペア(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのペア
Cryptocentrus cinctus

ギンガハゼの、白と黒のペアですね。黄化個体もいます。

ギンガハゼのオスのディスプレイ(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのオスのディスプレイ
Cryptocentrus cinctus

オスはディスプレイすると、目がまっ黄色になるのが特徴的ですね。これはこれでかっこいいです。

ギンガハゼのメスのディスプレイ(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのメスのディスプレイ
Cryptocentrus cinctus
ギンガハゼのメスのディスプレイ(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのメスのディスプレイ
Cryptocentrus cinctus
ギンガハゼのオスのディスプレイ(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのオスのディスプレイ
Cryptocentrus cinctus
ギンガハゼのペア(Cryptocentrus cinctus)
ギンガハゼのペア
Cryptocentrus cinctus

04 / GOBY AND EGGS

ホムラダマシと、生みたての卵

ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のメス
ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のメス

ハゼ科の一種14、通称ホムラダマシ。何度目かの出会いです。この個体はメスですね。

腹びれと尻びれが白黒で、かなりおしゃれ。メスもいい感じです。

ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のメス
ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のメス

ドアップ、ヒレ全開で。

ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のオスと卵
ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のオスと卵

こっちはオス。なんといっても、左上に卵があるのがいいですね。

ホムラダマシはオスが卵を守るそうです。まだ生みたてだったので、ハッチアウトという感じではなかったですね。

ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のオス
ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)のオス

ホムラハゼもいいけど、ホムラダマシもいいですね〜。

ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)の卵
ハゼ科の一種14(通称:ホムラダマシ)の卵

卵は、まだ目もできていない感じ。

05 / OTHER GOBIES

初めてのハラマキハゼと、湾内のハゼたち

ハラマキハゼ(Psilogobius prolatus)
ハラマキハゼ
Psilogobius prolatus

ハラマキハゼ、初めて見ました! ツバメクサハゼ的な存在なんですかね。結構レアなハゼなんじゃないかと思います。

ハラマキハゼ(Psilogobius prolatus)
ハラマキハゼ
Psilogobius prolatus

地味に綺麗。

ヤツシハゼ(Vanderhorstia phaeosticta)
ヤツシハゼ
Vanderhorstia phaeosticta

ヤツシハゼは、遠目で見ると地味だけど、写真で撮るとめちゃくちゃ映えます。

ハラマキハゼ(Psilogobius prolatus)
ハラマキハゼ
Psilogobius prolatus
ホホスジミノウミウシ?(種名未確認)
ホホスジミノウミウシ?(種名未確認)

ホホスジミノウミウシで合ってますかね?? 背景にヤツシハゼを添えて笑

ケショウハゼ(Oplopomus oplopomus)
ケショウハゼ
Oplopomus oplopomus

ケショウハゼ。婚姻色を見たいなぁ。

クロオビハゼ、サンカクハゼの仲間も

クロオビハゼ(Myersina nigrivirgata)
クロオビハゼ
Myersina nigrivirgata
カタボシサンカクハゼ(Fusigobius humeralis)
カタボシサンカクハゼ
Fusigobius humeralis
カタボシサンカクハゼ(Fusigobius humeralis)
カタボシサンカクハゼ
Fusigobius humeralis
ホホベニサラサハゼ(Amblygobius nocturnus)
ホホベニサラサハゼ
Amblygobius nocturnus
アオヒゲシノビハゼ(Ctenogobiops mitodes)
アオヒゲシノビハゼ
Ctenogobiops mitodes
オバケインコハゼ(Exyrias belissimus)
オバケインコハゼ
Exyrias belissimus

オバケインコハゼは、すぐ隠れちゃいました・・・。

小さなハゼを、もう少し

ミツボシガラスハゼ(Minysicya caudimaculata)
ミツボシガラスハゼ
Minysicya caudimaculata

ミツボシガラスハゼ。名前のとおり、尾びれの付け根に3つの黒点があるのが特徴ですね。

キイロサンゴハゼ(Gobiodon okinawae)
キイロサンゴハゼ
Gobiodon okinawae

キイロサンゴハゼは、いいところにいました。ヒレを開いていて可愛い。

アカメハゼ(Bryaninops natans)
アカメハゼ
Bryaninops natans
ホシハゼ(Asterropteryx semipunctata)
ホシハゼ
Asterropteryx semipunctata
ホシハゼ(Asterropteryx semipunctata)
ホシハゼ
Asterropteryx semipunctata
キンホシイソハゼ(Eviota storthynx)
キンホシイソハゼ
Eviota storthynx

キンホシイソハゼ。背びれが綺麗です。

06 / MANDARINFISH

ヒレは開いていたけど、ニシキテグリ

ニシキテグリ(オス?)(Synchiropus splendidus)
ニシキテグリ(オス?)
Synchiropus splendidus

いい感じにヒレを開いていたんだけどなぁ。一応オスかな。

ニシキテグリ(オス?)(Synchiropus splendidus)
ニシキテグリ(オス?)
Synchiropus splendidus

出てきてはくれませんでした・・・。

ニシキテグリのメス(Synchiropus splendidus)
ニシキテグリのメス
Synchiropus splendidus

07 / REEF FISH

カンムリ「ブダイ」の幼魚と、ほかの魚たち

カンムリブダイの幼魚(Bolbometopon muricatum)
カンムリブダイの幼魚
Bolbometopon muricatum

カンムリベラではありません、カンムリ「ブダイ」です!

初めて見ましたが、結構可愛いですね。

チョウチョウコショウダイの幼魚(Plectorhinchus chaetodonoides)
チョウチョウコショウダイの幼魚
Plectorhinchus chaetodonoides

チョウチョウコショウダイの幼魚は、極小サイズ。全然ピントが合わなかったです笑

ヒトスジモチノウオの幼魚(Oxycheilinus unifasciatus)
ヒトスジモチノウオの幼魚
Oxycheilinus unifasciatus
タテヤマベラ(Cymolutes torquatus)
タテヤマベラ
Cymolutes torquatus

スズメダイは、まだよく分かりません笑

ブルースポットダムゼル
ブルースポットダムゼル

ブルースポットダムゼル。スズメダイは何にも分かりません笑

スズメダイモドキ(Hemiglyphidodon plagiometopon)
スズメダイモドキ
Hemiglyphidodon plagiometopon

スズメダイモドキ。水中で見ても、柄が違うんだー、ぐらいにしか思わないかも・・・。

シリキルリスズメダイ(Chrysiptera parasema)
シリキルリスズメダイ
Chrysiptera parasema
セダカニセスズメ(Pseudochromis fuscus)
セダカニセスズメ
Pseudochromis fuscus

卵や、サンゴの周りにいた魚たち

トウアカクマノミの卵(Amphiprion polymnus)
トウアカクマノミの卵
Amphiprion polymnus

トウアカクマノミの卵も、生みたて。

イトヒキテンジクダイ(Zoramia leptacanthus)
イトヒキテンジクダイ
Zoramia leptacanthus
フチドリカワハギ(Acreichthys tomentosus)
フチドリカワハギ
Acreichthys tomentosus
マンジュウイシモチ(Sphaeramia nematoptera)
マンジュウイシモチ
Sphaeramia nematoptera

マンジュウイシモチ。幼魚は久しく見ていないけど、わざわざ狙うほどでもないよねぇ。

ニシキフウライウオ(Solenostomus paradoxus)
ニシキフウライウオ
Solenostomus paradoxus

ニシキフウライウオ。大瀬で腐るほど見ますね笑

メガネモチノウオ(Cheilinus undulatus)
メガネモチノウオ
Cheilinus undulatus

メガネモチノウオ。いわゆるナポレオンフィッシュですね。

08 / AFTER DIVING

帰りは台風直撃。JALしか勝たん!

台風が接近していたこともあって、飲食店は何ひとつ開いていませんでした。

ショップ併設の宿に泊まったので、ご飯にはまったく困りませんでした。ただ、ショップの利用者も私ひとり。ほかの方は、みんなキャンセルの連絡をしていたらしいです。ぽつんとしていて、寂しかったです・・・。

南ぬ島石垣空港
南ぬ島石垣空港

行きは台風の影響もなく、問題なかったのですが、帰りは直撃。一時は飛行機も全便欠航で、帰れなくなっていました・・・。

それでもキャンセル待ちをガチった結果、ぎりぎり飛ぶ飛行機を取ることができました。しかも直行便。無事に帰ることができてよかったです。

本当にJALしか勝たん!

ありまりのプロフィール写真

ありまり

マクロ生物を探して撮るのが好きなダイバー。自分で撮影した水中写真と観察記録を紹介しています。

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ギンポハゼのディスプレイ(Parkraemeria saltator)

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