三宅島泊で御蔵島のイルカと泳ぐ、初めてのドルフィンスイム|旅①

MIYAKEJIMA & MIKURASHIMA / DOLPHIN SWIM

初めてのドルフィンスイム!

三宅島に泊まって、御蔵島のミナミハンドウイルカに会いに。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)

2026年8月下旬、三宅島に泊まって、御蔵島へドルフィンスイムに行ってきました。

ダイビングをやっていると、クジラやイルカなどの大型生物の話は散々耳にすると思います。普段はマクロ生物ばかり追いかけていますが、イルカをしっかり見られるとなれば、さすがに話は違います笑

実は、一昔前に初島にイルカが居着いていたとき、ダイビングで見たっちゃ見てます。ただ、そのときは必ず着底して観察するという条件付き。50分待って、帰る直前の5分ほど見かけた程度でした。

そういう意味でも、ちゃんと見直したいなと思っていました。あとは、夏は綺麗な海で泳ぎたかったという気持ちも相まってました笑

撮影・観察時期

2026年8月下旬

気温

24〜30 ℃

水温

27〜28 ℃

透明度

15〜30 m

天気は晴れ。宿泊と泳ぐ練習は三宅島、イルカと泳いだのは御蔵島周辺です。

01 / SCHEDULE

もくじ

三宅島泊なら、午後から泳ぐのがよさそう

三宅島ステイの場合、ドルフィンスイムは午前と午後から選べます。東京から週末に行くなら、金曜の夜に竹芝を出て、土曜の早朝に三宅島へ着く大型客船。帰りは日曜の昼過ぎに三宅島を出て、その日の夜に竹芝へ戻る流れです。

今回の時期の時刻表では、竹芝22:30発、三宅島は翌5:00着。帰りは三宅島13:45発、竹芝19:50着でした。日曜の昼間に東京へ戻れるわけではなく、帰着は夜です。

東海汽船の2026年7〜9月の時刻表で確認しています。これから行く場合は、東海汽船の公式サイトで利用日の便を確認してください。

この日程なら、土曜の午前・午後と日曜の午前で、予定を組める枠は最大3回。もちろん、海況次第では出られないこともあります。

それなりに体力を使うし、費用もかかるので、この3つから2つを選ぶぐらいがちょうどいいかなと思いました。

何度か参加している友達からは、「到着後は少しゆっくりして、土曜の午後と日曜の午前がおすすめ」と聞いていました。今回はその2セットです。

行きの大型船ではワイワイすることも多く、どうしても疲れが残りやすいです。初参加の身としても、土曜は午後からにしてよかったと思いました。

02 / PRACTICE

まずはビーチで、一眼を持って泳ぐ練習

スキンダイビングの練習をした三宅島のビーチ
スキンダイビングの練習をした三宅島のビーチ

到着後にドルフィンスイムを入れなかった理由は、もう一つあります。一眼を持ってスキンダイビングをしたことが、ほぼなかったからです。

なので、到着後は近くのビーチで練習していました。そもそもスキンダイビング自体の練習も必要です笑

三宅島のビーチでスキンダイビングの練習
三宅島のビーチでスキンダイビングの練習

この時間を取れたのは、かなり大きかったです。カメラの設定や、どういう角度から撮るといいかも、ここである程度試せます。

慣れている方はこの工程がなくてもいいと思いますが、準備運動にもなるので結構おすすめです。

三宅島のビーチでスキンダイビングの練習
三宅島のビーチでスキンダイビングの練習

他の人をイルカに見立てて、撮影の練習をしてみましょう。

03 / DOLPHIN SWIM

御蔵島へ。想像以上に筋トレでした笑

漁船で御蔵島へ向かう途中
漁船で御蔵島へ向かう途中

少し大きめの漁船に乗って、御蔵島へ向かいます。船長がイルカを見つけるまでは船の上で待機。見つけると進行方向を読んで、いいタイミングでエントリーできる位置へ移動します。

船の縁で待って、船長やスタッフの掛け声とともにドボン。指示された方向へ泳いだり、その場で待ったりして、あとはイルカ次第です。

近くまで来て、周囲をわちゃわちゃ泳いでくれることもあれば、そのまま素通りしたり、深いところへ行ってしまったり。毎回遊んでくれるとは限りません笑

通り過ぎたら再集合して、船でピックアップ。この流れを何度も繰り返します。つまり筋トレということです。これに一眼を持つということは、あとは分かりますね?

個人的には、エントリーとエキジットはそこまで大変ではありませんでした。一番しんどかったのは、一眼を持って泳いで移動してから、撮影のために潜り込むところです。

ただでさえ息が持たないのに、泳いで息が上がると、潜る余裕が全然ありません・・・。無理に続けて潜らず、水面で呼吸を整える時間が必要です。

子供のころはスイミングスクールに通っていたし、素潜りの経験もあります。それでも、泳げることと息が持つことは別の話でした笑

普段のダイビングに慣れていると、水中でも普通に口から呼吸しそうになるんですよね。というか、何回かそれで水を飲みました・・・笑

水着だけでは参加できないので、服装にも注意

東京ダイビングセンターでは、水着だけでの参加はできません。経験者にも2mm以上のウェットスーツの着用が案内されていて、上着だけを着る場合などにも条件があります。詳しくはウェットスーツの着用についてを確認してください。

なので、少なくともこのプランでは「水着+リーダーフィン+イルカ」みたいな映え映えの写真を撮る感じではありません。泳いでみた感想も、優雅というより筋トレです笑

撮影は、ライトもストロボも使わずに

今回はライトもストロボも使わず、ハウジング+ワイドポートで撮影しました。御蔵島ではフラッシュを使った撮影は禁止です。TGなどのカメラでも、内蔵フラッシュはOFFにしておきましょう。

御蔵島ドルフィンスイムのルールには、イルカに触らないことや、子供を連れた群れにこちらから近づかないことなども書かれています。近くに来てくれたときも、船長やスタッフの指示に従って観察します。

以前、沖縄でホエールスイムをしたときも、カメラを持って何度も海に入るのが大変でした。そのときの話は、沖縄本島でゴリラチョップのマクロとホエールスイム|旅①-2に書いています。

04 / NEAR THE ISLAND

島寄りの海で、いきなり近い!

今回見たイルカは、すべてミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)です。

もっと他の魚もいろいろ群れているのかと思っていましたが、泳いでいた範囲では、ほぼイルカばかり見ていました。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

最初の出会いは島寄りの海。このように前からやってきて・・・。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

めちゃくちゃ近くまで来てくれます。14mmでこの距離感なので、手を伸ばせば届きそうな近さです笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

船長がうまいので、進行方向を読んで案内された位置で待っていると、正面から撮影できることも!

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

結構周りを泳いでくれるので、いろんなシーンが撮影できます。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

やっぱり潜り込んで、下から撮りたいですね・・・。スキンダイビングのスキルがないので、結構必死でした笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

結構な群れでいるので、1頭だけじゃないというのもいいですね。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

05 / BLUE WATER

沖に出ると、青さが違いすぎる

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

ここからは、少し島から離れた沖での撮影です。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

青さが違いすぎますね・・・! ここは本当に感動です。

編集で大きく色を出しているわけじゃないのに、この青さ。素晴らしすぎる。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

これは、水面で待っていたら下から上がってきてくれたシーンです。このあと、がっつりこちらに寄ってきてくれました。

一番印象に残ったのも、深いところで海藻で遊んでいたイルカが、こちらを見て上がってきてくれたことでした。「こっちに来ないかなー」と上で待っていたら気づいてくれて、うれしさしかなかったです。

ドルフィンスイムをした方は分かると思いますが、イルカは本当にこちらに「目」を向けてくれます。目に注目すると、明らかにこっちを見ているのが分かります。

ただ、そのうえでスルーしていなくなるパターンと、一緒に遊んでくれるパターンがあります笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

いいタイミングで潜り込めません・・・笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

逆に、近すぎて撮影しにくいこともあります。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

このあたりはお気に入りの写真です。水面のきらめきと、水中に入り込む光がいいですね。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

こちらは呼吸しているシーン。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

近くで見ると、コバンザメに吸い付かれた跡や、生々しい傷も見えます。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

06 / PHOTOGRAPHY

イルカだけでなく、人の位置も見ながら撮る

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

これも、こっちに寄ってきてくれたシーンです。

船には10人ぐらい乗っているので、エントリー後の位置取りも大切でした。船長やインストラクターの指示を聞いて、島側なのか、沖側なのかを確認。イルカだけでなく、周りの人の位置も見ながら泳ぎます。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

こうやって、いい位置にいる人もいるんですよね。被写体的な意味で笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

ストロボを焚きたい・・・笑 もちろん、今回は使っていません。

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

こんな感じで、画角を意識しないと人ばっかり写ります笑

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus

私たちをガン無視して、通り過ぎていくイルカのおしり・・・。

イルカも結構シビアで、遊んでくれないときは本当に素通りです。時期によっても様子が違うようなので、次はもう少し早い時期にも行ってみたいですね。

07 / AFTER THE SWIM

夜は宿で花火

宿で花火
宿で花火

宿では、みんなで花火もしました。

初めてのドルフィンスイムでしたが、適度にイルカも遊んでくれたし、天気も海の青さもよかったしで大満足でした!

あとは、ちゃんとトレーニングしていかないとダメだなって感じですね。一眼を持って泳ぐなら、個人的にはバラクーダやロングフィンは必須だと思いました。

来年は少し早めの時期に、もう少し練習してから行きたいですね笑

ありまりのプロフィール写真

ありまり

マクロ生物を探して撮るのが好きなダイバー。自分で撮影した水中写真と観察記録を紹介しています。

プロフィールを見る →

ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

もくじ