【ダイビングログ】石垣島の旅①-3

【ダイビングログ】石垣島の旅①-3

前回の続きになります。

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3日目も全く問題なく晴天でスタートです!

通日天気に恵まれて最高過ぎ笑

石垣島

全て主観でのお話しになりますので、○○はこうじゃない?って思われる方も生暖かくみていただければと思います。
また、生物の名前とか読み方等々間違っている場合がありましたらご連絡いただければと思います。

気温は少し上がって22度

東風5m(瞬間8m)ぐらいだったかな?

1本目は初日のリベンジをするために、竹富ゴビーパラダイスでハゼのヒレ全開やハゼのペア撮影にチャンレンジです。

水温20度

透明度25m

エントリーしてすぐに小さな根が2つぐらいあって、そこにフタイロハナゴイygが一匹だけいたので撮影

フタイロハナゴイ
フタイロハナゴイyg

同じ根にスカシテンジクダイも群れていたので、背景にスカテンを置いて移動ついでに撮影しておきました!

おまけの生物はさっくりとしておいて、取りあえずはギンガハゼ黄色のペアを探しに。

黄色のギンガハゼは遠目からでも目立つので、ペアもすぐに見つかりました。

ギンガハゼ
ギンガハゼのペア(黄×黄)

共生ハゼのペアの撮影方法として、個人的に最適のアプローチ方法が確立できたと思うのでご紹介しておきます。

まず前提としてターゲットライトは必ず消しましょう。

そしてストロボのみでの撮影をするようにします。

吸う息と吐く息は浅く一定に。

これらは過敏な生物にアプローチするときには必須なので、なんでもかんでもライトをつけたり、適当に呼吸をしている人は気を付けましょう。

共生ハゼのペアは遠目では2匹出てても、少し近づくと、必ずといっていいほど1匹引っ込みます(多分オスが引っ込んでる)。

ギンガハゼ
引っ込んでる状態

ハゼの撮影で一番心配するのがいかに引っ込ませないか、という事に注意しますが、ここはしょうがないことなので一旦諦めましょう。

その後、残った1匹に引っ込まれないように慎重にアプローチしていきます。

共生ハゼのペアであれば、慣らしていけば30センチぐらいまでは必ず近づけると思います。

1匹が引っ込まない、撮影する理想の距離感まで近づいたら、しばらく何もせず十数分待機です。

両方とも引っ込んだら再度出てくるまで距離を空けなおします。

ペアを狙っている以上、単体での撮影はそこまでこだわらないと思いますので、首を痛くしてまでファインダーをのぞき続けることはないと思います笑

ギンガハゼ
ヒレ全開

このようにヒレ全開になることもありますが、首が辛くなるので我慢。

その後、同じ距離のままもう一匹が出てくれば撮影を始めれば御の字ですが、20分以上出てこなかったりするケースもあったのでオススメはしません。

十数分後、残った一匹が慣れたかな?と思えるタイミングで、一旦巣穴との距離を空けます。

そうすると、もう一匹が辺りを確かめるように巣穴から出てきます。

ギンガハゼ

そうなったらチャンスです!

再度先ほどの適正距離までゆっくりと近づいてみましょう。

あら不思議!

さっきすぐに引っ込んだはずのもう一匹が引っ込まなくなりました笑

あとは2匹が色々な行動をするので、その一瞬をシャッターに収めるようにしてください!

ギンガハゼ

これが共生ハゼの撮影方法の最適解だと思っています。

最後に一番気を付けてほしいことは、撮影後まで気を抜かないことです。

自分自身が撮影したら後はどうでもいいんだと言わんばかりに砂を巻き上げたり、生物を引っ込ませたりする人が多々いますが、それだけは絶対やめましょう。

ブチギレます(ガイドが)

立つ鳥跡を濁さず精神でいきましょう笑

ギンガハゼのペアの後にはヤシャハゼのペアとギンガハゼ(黄)のヒレ全開チャレンジです。

ヤシャハゼも見た時には1匹になってしまっていたので、とりあえずは1匹の状態で撮影です。

ヤシャハゼ
ヤシャハゼ

もう一匹は一向に出てこなかったので、上記の方法でゆっくりとアプローチ。

ヤシャハゼ

このヤシャハゼはかなりホバリングをする個体だったので、ペアのヒレ全開も割と簡単に撮影できました

本当はこれに他のハゼを入れて撮影をしたかったのですが、なかなかうまくできませんでした💦

今回はペアでうまく取れたのでよしとします

ヤシャハゼ
ヤシャハゼのペア

最後にギンガハゼのヒレ全開チャレンジ!

この個体は滅茶苦茶動く個体だったので、とにかくいろんなシーンが撮影できました。

ギンガハゼ

巣を広げるシーンや、エビ反りになっているシーンなど、カッコいい絵がいくつも撮影できたのでかなり楽しめました!

個体によって全然行動が違って面白すぎました笑

2本目は黒島仲本ケーブへ

水温21度

透明度30m

ここでは洞窟内にいるヒメアオギハゼをメインで撮影しに行きました。

他チームとの兼ね合いで、まずは洞窟の外の生物探しをしました。

この時期はオヤビッチャの産卵が凄いとのことで期待してましたが、思った以上に凄い卵の量でした笑

オヤビッチャの卵
オヤビッチャの卵

オヤビッチャの卵は産みたてだと、このように紫色をしています。

少し経つと黒色になってしまうとのことです。

紫色の卵は初めて見たので、普通に感動です!

卵なのでサクっと撮影が済んでしまったので、ガレ場の共生ハゼを探していると・・・

体色が濃くて、尚且つめちゃくちゃ動くクビアカハゼを発見です!

クビアカハゼ
クビアカハゼ

この個体がとんでもなく動きに動くので、ガイドさんと二人で夢中になって撮影してしまいました笑

クビアカハゼ

ホバリングは勿論のこと、前後左右に動くので最高過ぎました!

クビアカハゼ

動きすぎてピントを合わせるのが難しかったのが辛かったです笑

その周りにはアオベニハゼもいたので撮影。

アオベニハゼ
アオベニハゼ

そしてメインのヒメアオギハゼのいる洞窟へ。

ヒメアオギハゼはアオギハゼと同様に、洞窟内のような暗いところで壁付近をホバリングしています。

ヒメアオギハゼ
ヒメアオギハゼ

しかし、アオギハゼと違うところは、ちゃんと着地?(着底?)するというところに違いがあります。

更に言うと、着地した後はホバリングしているときと違って、体色が変わるというところがあります。

ヒメアオギハゼ
ホバリング中

通常はこのようにオレンジ一色ですが、着地すると・・・!

このように濃いオレンジが混ざり縞模様になります!!!!

ヒメアオギハゼ
着底時

この体色もホバリング状態になる直前からすぐに変化が始まり、元のオレンジ一色に戻ってしまいます。

ヒメアオギハゼ

なので、みつけてライトで照らしたらすぐに撮影する必要があります。

その部分が少し難易度的に難しい部分かもしれません。

最後はミノイソギンチャクを見てエキジットです。

ミノイソギンチャク
ミノイソギンチャク(通称:悪魔の実)

3本目は黒島V字

水温23度

透明度30m

ここのポイントでのお目当てはヨコシマニセモチノウオのyg・・・ではなく成魚です!

幼魚は伊豆大島で見ていましたが、成魚は一度も見たこともなかったのでリクエストしました!

かなり逃げて撮影しづらいのかとおもっていましたが、全然隠れないいい子だったのでサクっと撮影できました。

ヨコシマニセモチノウオ
ヨコシマニセモチノウオの成魚

幼魚も良いですが成魚の体色もかなり綺麗ですね

ヨコシマニセモチノウオ

頭の模様も凄いです!

ヨコシマニセモチノウオ

その他は初めて見たウミウシや、オキナワベニハゼなどを撮影してエキジットしました。

約1年ぶりの石垣島でもマクロダイビングでしたが、思った以上に生物が濃くて面白かったです!

そして利用したショップのガイドさんも生物に詳しくて、話しててとても楽しかったです!

アカイバラウミウシ
アカイバラウミウシ
ハタタテシノビハゼ
ハタタテシノビハゼ

また是非石垣島にきてマクロダイビングをしてみたいと思います!

これで石垣島編は完結です!

では次回の記事でお会いしましょう!

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