春の伊豆海洋公園でオニベニハゼとハナダイを撮る|旅②

DIVING LOG

春の海で、
憧れに近づく。

オニベニハゼ、マダラハナダイの幼魚、イトヒキハナダイ。
3月のIOPで見つけた、それぞれの彩り。

イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)

イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)

ダイビングログの更新も水中図鑑の更新も頑張ってます

偉い

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初めての方へ:この場所について

伊豆海洋公園(IOP)とは

静岡県東伊豆にある、日本でも歴史と知名度の高いダイビングスポット。
火山地形のダイナミックさと魚影の濃さで知られ、ワイドにもマクロにも強いエリアです。


特徴

1. 地形がダイナミック

溶岩がそのまま海の中に続くような地形で、
大きな根・アーチ・壁など、変化のある地形を楽しめます。
特に「一の根」「二の根」は写真派に人気です。

2. 魚影が濃い

潮通しが良く、季節来遊魚も含めて生物が豊富です。
特に秋〜冬は群れが濃く、キビナゴ・タカベ・カンパチなどワイドでの迫力があります。

3. マクロも強い

ベラ・ハゼ・ウミウシ類、タツノオトシゴ系、カエルアンコウなど、
季節ごとに“狙える種類”が異なり、マクロ派も飽きません。

4. エントリーは独特だが設備が整っている

IOPは岩場エントリーですが、

  • 大きなスロープ
  • 階段
  • エントリー用手すり
  • ダイバー専用巨大風呂
  • 器材干し場、温水シャワー

など「施設の充実度」が非常に高く、快適に潜れます。

初心者にはやや難しいが、慣れれば安全に出入りできます。

5. 海況は変わりやすい

東伊豆特有の波とうねりの影響を受けやすく、
風向きによってクローズになることも多いのが特徴です。
(特に冬〜春の北東風に弱い)

6. 四季の変化がはっきりしている

春:透明度が落ちるが幼魚の季節
夏:黒潮が入り透明度が良くなる
秋:最も魚影が濃くIOPの“本気の季節”
冬:透明度が高く、景観撮影に最適

7. 写真・映像派が多いポイント

地形・群れ・光の入り方・マクロの種類など、
「撮影テーマ」が多いのも人気の理由。
ワイドとマクロの“いいバランス”が取れています。


一言でまとめると

「ダイナミックな地形と濃い魚影を、設備の整った環境で楽しめる、東伊豆を代表する本格派ダイビングスポット。」

もくじ

今回のダイビング概要

撮影・観察時期

2025年3月初旬

気温

13度

水温

14-16度

透明度

15~20m

オニベニハゼからハナダイへ、春のIOP撮影録

この時は某だいびんぐらむさんと一緒に潜ったときだったはず

オニベニハゼ(Trimma yanagitai)
オニベニハゼ(Trimma yanagitai)

伊豆海洋公園といえばオニベニハゼ(Trimma yanagitai)ですね

この辺りの人からすると黄色いベニハゼといえばな魚

個人的には黄色いベニハゼといえばダイトクベニハゼ(Trimma caudipunctatum)です笑

オニベニハゼ(Trimma yanagitai)
オニベニハゼ(Trimma yanagitai)

最近見たオニベニハゼ(Trimma yanagitai)は着底色みたいな感じが出てた気がする

アカオビコテグリ(Neosynchiropus rubrovinctus)
アカオビコテグリ(Neosynchiropus rubrovinctus)

アカオビコテグリ(Neosynchiropus rubrovinctus)といえば伊豆大島、みたいなところがあるようですが、現地ショップの方に聞いても昨今は全く見かけないそうですし、自分も見たことないです

初めて見ました

アデイトベラのオス(♂)(Suezichthys arquatus)
アデイトベラのオス(♂)(Suezichthys arquatus)

アデイトベラのオス(♂)(Suezichthys arquatus)

アデイトベラのオスは赤系からこの写真のような青系のタイプがいます

見て分かるように艶やかですし、特に青系は綺麗だと思います

全開は泳ぐし開かないし結構難しい・・・

いいタイミングに出会えますように

マダラハナダイの幼魚(Odontanthias borbonius)
マダラハナダイの幼魚(Odontanthias borbonius)

マダラハナダイの幼魚(Odontanthias borbonius)

小さくてもめちゃかわなマダラハナダイちゃん

大きいと大きいで迫力あるし、どの時期でも華やかな魚

一時期はこれを見ることを目指してダイビングをしていました

今はどうでもよくなってしまいました

あ、でも立派なオスはちゃんと写真におさめたいです

マダラハナダイの幼魚(Odontanthias borbonius)
マダラハナダイの幼魚(Odontanthias borbonius)
イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)
イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)

イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)のメス

見分け方は下記を参照にしてね

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キシマハナダイもそうだけど、メスはぼーっと泳いでるのが多いのか、それとも体を大きく見せたいのか、ちゃんとヒレを開いてくれる個体が多い気がする笑

アヤメカサゴ(Sebastiscus albofasciatus)
アヤメカサゴ(Sebastiscus albofasciatus)

アヤメカサゴ(Sebastiscus albofasciatus)

カサゴはわけわかんないけど、背中に白い斑点があるので分かりやすいから好き

こういうのはいたら撮るの精神

シキシマハナダイのオス(♂)(Callanthias japonicus)
シキシマハナダイのオス(♂)(Callanthias japonicus)

シキシマハナダイのオス(♂)(Callanthias japonicus)

というかシキシマハナダイの群れ

ここに写ってる8個体全てシキシマハナダイですね

そのうちど真ん中にいるのがオスかな?

オスとメスの見分け方は難しいですが、オスだと頭のところが紫色の模様がついている気がします(多分きっと)

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いつかはこいつの婚姻色も撮影したい

ヤマユリトラギス(Parapercis kentingensis)
ヤマユリトラギス(Parapercis kentingensis)

ヤマユリトラギス(Parapercis kentingensis)です

何か見たことないのいるな~って撮影してたらヤマユリトラギスでした

沖縄では水深160m付近の砂地に生息するトラギス科の一種。「ソマリトラギス」とされていたが鹿児島大学の研究によって「ヤマユリトラギス」へと変更になったそうです。

当時は生態写真も少なく、凄い~ってなってましたけど、探したらたくさんいるようだったので大したことないです

ズナガアカボウ(Bodianus tanyokidus)
ズナガアカボウ(Bodianus tanyokidus)

ズナガアカボウ(Bodianus tanyokidus)はベラの仲間です。

フタホシキツネベラに似ていますが、背鰭が黒くないところや尾びれの斑点の位置で判別可能

これもザ・深海な生物ですが、あんまり感動もなく撮影してました

琉球列島の水深100~200m付近に生息しており、2020年に美ら海水族館で世界初展示が行われたことで話題になったそうです。

ベラなのでヒレ全開狙いは結構しんどそうです笑

カサゴ(Sebastiscus marmoratus)
カサゴ(Sebastiscus marmoratus)
タカノハダイの幼魚(Goniistius zonatus)
タカノハダイの幼魚(Goniistius zonatus)

ヤラセではありません

なんか挟まって休んでました笑

タカマユウツボ(Anarchias seychellensis)
タカマユウツボ(Anarchias seychellensis)

最後はタカマユウツボ(Anarchias seychellensis)です

こいつはかなり逃げ足が速く、転石の下に隠れている小さいウツボです

このときはたまたま奇跡的に全身が出ていたので写真におさめることが出来ました。

なかなかじっくりと目にすることはないウツボだと思います

という感じで伊豆海洋公園ログでした~

引き続きログも図鑑もがんばります!

ありまりのプロフィール写真

ありまり

マクロ生物を探して撮るのが好きなダイバー。自分で撮影した水中写真と観察記録を紹介しています。

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イトヒキハナダイ(Tosanoides filamentosus)

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