冬の串本でハゼとホウライヒメジの群れを撮る|旅①

KUSHIMOTO · WINTER DIVING

群れに驚き、
小さな姿に夢中。

初めての串本は、海も陸も盛りだくさん。
近場のマクロから、伊勢・熊野への寄り道まで。

ホウライヒメジの群れ
Parupeneus ciliatus

ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)|串本

年明けの久米島を経て、次の連休は初めての串本へ!!

ただ、西風がかなり強くて沖までボートが出せず・・・今回は近場のポイントが中心になりました

それでも小さい生き物は色々いるし、群れもとにかく多い!

潜れなかった日には急遽伊勢神宮へ行ったりと、予定通りにはいかなかったけど、海も陸も盛りだくさんの旅になりました笑

01 / DIVE LOG

もくじ

初めての串本、まずは今回の海況から

西風に悩まされつつ、近場でじっくり撮影。

撮影・観察時期

2026年1月中旬

気温

10 ℃

水温

15〜18 ℃

透明度

10~15m

海況は撮影・観察当時の情報です。気温は潮岬の観測値です。

沖にも行ってみたかったですが、こればっかりは仕方ないですねぇ・・・

近場でもマクロで見るものには困らなかったので、まずは砂地の小さい子たちから!

02 / GOBIES

砂地のハゼたちを、ひとつずつ

いつもの顔も、初めて見る顔も。

ヒメオニハゼとホタルビオニハゼ

ヒメオニハゼ(Tomiyamichthys alleni)|串本
ヒメオニハゼ(Tomiyamichthys alleni)
ダテハゼ(Amblyeleotris japonica)|串本
ダテハゼ(Amblyeleotris japonica)
ホタルビオニハゼ(メス)(Tomiyamichthys hyacinthinus)|串本
ホタルビオニハゼ(メス)(Tomiyamichthys hyacinthinus)

ヒメオニハゼにダテハゼ、ホタルビオニハゼのメス

同じ砂地のハゼでも、顔やヒレを見るとそれぞれ違うのが面白いですね

ホタルビオニハゼはメスの姿も記録しておきます

ヤノダテハゼは結構出てた

ダンダラダテハゼ(Amblyeleotris diagonalis)|串本
ダンダラダテハゼ(Amblyeleotris diagonalis)
ヤノダテハゼ(Amblyeleotris yanoi)|串本
ヤノダテハゼ(Amblyeleotris yanoi)

こちらはダンダラダテハゼとヤノダテハゼ

ヤノダテハゼは結構出てた!

尾びれまで写ると嬉しいやつですね

初めて見た、オニハゼsp.7?

オニハゼsp.7(メス)と思われる個体(Tomiyamichthys sp.)|串本
オニハゼsp.7(メス)と思われる個体(Tomiyamichthys sp.)
オニハゼsp.7(オス)と思われる個体(Tomiyamichthys sp.)|串本
オニハゼsp.7(オス)と思われる個体(Tomiyamichthys sp.)

おそらくオニハゼsp.7のメスとオス

オスの背びれの斑点が特徴的なので、多分合ってると思うんですが・・・ここはひとまず候補として

初めて見たので、雌雄を並べて見返せるのはありがたいですね

まだ見たことのないハゼが出てくると、やっぱり楽しいです笑

ハワイトラギス、カモハラトラギス、ヤセアマダイ

ハワイトラギス(Parapercis schauinslandii)|串本
ハワイトラギス(Parapercis schauinslandii)
カモハラトラギス(Parapercis kamoharai)|串本
カモハラトラギス(Parapercis kamoharai)
ヤセアマダイ(Malacanthus brevirostris)|串本
ヤセアマダイ(Malacanthus brevirostris)

砂地ではハゼ以外も撮ってます

ハワイトラギスとカモハラトラギス。並べると模様が全然違いますね

ヤセアマダイは名前通り、すらっとした姿が印象的でした

03 / SMALL FISH

幼魚と、色の綺麗な魚たち

ついカメラを向けてしまう顔ぶれ。

スミレナガハナダイ(メス)(Pseudanthias pleurotaenia)|串本
スミレナガハナダイ(メス)(Pseudanthias pleurotaenia)
フチドリハナダイ(幼魚)(Pseudanthias randalli)|串本
フチドリハナダイ(幼魚)(Pseudanthias randalli)

スミレナガハナダイのメスと、フチドリハナダイの幼魚

久米島のあとでも、ハナダイは結局撮ってしまいます笑

幼魚のサイズ感も、これはこれで良いんですよね

アルファスズメダイ(幼魚)(Chromis alpha)|串本
アルファスズメダイ(幼魚)(Chromis alpha)

アルファスズメダイの幼魚

成魚になると見た目がだいぶ変わるので、個人的にはずっとこのままでいてほしい笑

この小さい頃の色が好きです

モンスズメダイ(Chromis xanthura)|串本
モンスズメダイ(Chromis xanthura)
ブチブダイ(幼魚)(Scarus niger)|串本
ブチブダイ(幼魚)(Scarus niger)

モンスズメダイとブチブダイの幼魚も

ブダイも小さい頃は、成魚からは想像しにくい見た目をしてますね

モンキキンチャクフグ、良い色出てます

モンキキンチャクフグ(Canthigaster epilampra)|串本
モンキキンチャクフグ(Canthigaster epilampra)

これ、結構レアなんじゃないですかね

モンキキンチャクフグ。良い色出てます!

派手すぎないんですが、こうして写真で見ると綺麗な色をしてますね

ベラは相変わらず難しい・・・

ニシキイトヒキベラ(Cirrhilabrus exquisitus)|串本
ニシキイトヒキベラ(Cirrhilabrus exquisitus)
イトヒキベラ(Cirrhilabrus temminckii)|串本
イトヒキベラ(Cirrhilabrus temminckii)

ニシキイトヒキベラとイトヒキベラ

相変わらず撮れないですねぇ・・・

色をちゃんと出したいし、ヒレも見せたいしで、なかなか思った通りにはいきません笑

キスジキュウセン(オス)・同定未確認(Halichoeres sp.)|串本
キスジキュウセン(オス)・同定未確認(Halichoeres sp.)
キスジキュウセン(メス)・同定未確認(Halichoeres sp.)|串本
キスジキュウセン(メス)・同定未確認(Halichoeres sp.)

こちらはキスジキュウセンのオスとメス・・・だと思っていたんですが

現地では和名がついていないベラと言われたような気もするんですよね

記憶が曖昧なので、種名はひとまず未確認として載せておきます

04 / CLOSE UP

背景も一緒に撮りたい、小さな世界

寄って撮るのも、少し引いて撮るのも。

セボシウミタケハゼ(Pleurosicya mossambica)|串本
セボシウミタケハゼ(Pleurosicya mossambica)

セボシウミタケハゼ

ポリプは閉じさせないように撮影しないとね・・・

魚だけじゃなくて、乗っている場所まで含めて撮りたいところです

クダゴンベ(Oxycirrhites typus)|串本
クダゴンベ(Oxycirrhites typus)
アカイソハゼ(Eviota masudai)|串本
アカイソハゼ(Eviota masudai)

クダゴンベは良い感じの場所!

周りの赤い色と一緒に入ると、写真が華やかになりますね

アカイソハゼの周りも、色々な色が入っていて綺麗でした

コケギンポはSMC-1でも

コケギンポ(Neoclinus bryope)|串本
コケギンポ(Neoclinus bryope)
コケギンポ(Neoclinus bryope)|串本
コケギンポ(Neoclinus bryope)

コケギンポを少し引いた構図と、SMC-1で寄った構図で

周りを入れて撮るのも良いけど、ここまで顔を大きく撮るのも好きですね

表情がよく見えます笑

ゆるふわなカニダマシと、隠れたエビたち

キクチカニダマシ(Aliaporcellana kikuchii)|串本
キクチカニダマシ(Aliaporcellana kikuchii)

キクチカニダマシはゆるふわ系で笑

右上にハゼがいるのに気づいた人、0人説

浮遊物を消そうとして、間違えてコピーされたわけじゃありません笑

ハモポントニア・フンジコーラ(Hamopontonia fungicola)|串本
ハモポントニア・フンジコーラ(Hamopontonia fungicola)
クシノハカクレエビ(Thaumastocaris streptopus)|串本
クシノハカクレエビ(Thaumastocaris streptopus)

ハモポントニア・フンジコーラとクシノハカクレエビも

クシノハカクレエビは、なぜ出ていたのか不思議です(すっとぼけ)

テヅルモヅルエビ(Lipkemenes lanipes)|串本
テヅルモヅルエビ(Lipkemenes lanipes)

テヅルモヅルエビ

ここはうねっていたので、ピントは何一つ合ってないです笑

それでも出会った記録として残しておきます

ウミウシも色々いました

スルガリュウグウウミウシ(Tambja pulcherrima)|串本
スルガリュウグウウミウシ(Tambja pulcherrima)
ツノザヤウミウシ(Thecacera picta)|串本
ツノザヤウミウシ(Thecacera picta)

スルガリュウグウウミウシとツノザヤウミウシ

色の強い子と、淡い色の子。写真を並べるとだいぶ雰囲気が変わりますね

ゾウゲイロウミウシ(Hypselodoris bullockii)|串本
ゾウゲイロウミウシ(Hypselodoris bullockii)
ミアミラウミウシ(Miamira flavicostata)|串本
ミアミラウミウシ(Miamira flavicostata)

ゾウゲイロウミウシとミアミラウミウシも

魚ばかり撮りがちですが、こういう子たちもちゃんと撮ってます笑

05 / SCHOOLS

ホウライヒメジ、とにかく群れてます

次はワイドも持ってきたくなった景色。

ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)|串本
ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)
ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)|串本
ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)

今回かなり印象に残ったのが、このホウライヒメジの群れ

もうとにかく群れてます笑

100mmで撮ってもこれだけ入るので、ワイドで撮ったら圧巻な気がする

近場中心だったけど、こんな景色があるならワイドを持ってきてもかなり楽しめそうですね

今回のTOPの写真も、この群れにしました!

ミギマキ(Goniistius zebra)|串本
ミギマキ(Goniistius zebra)
ミギマキの群れ(Goniistius zebra)|串本
ミギマキの群れ(Goniistius zebra)

ミギマキも群れで

マクロのつもりで来ていると、こういう時に画角が足りない・・・ってなりますね笑

少し大きい魚も撮ってみる

オオモンハタ(Epinephelus areolatus)|串本
オオモンハタ(Epinephelus areolatus)
オオモンハタ(Epinephelus areolatus)|串本
オオモンハタ(Epinephelus areolatus)

オオモンハタはMFO-3で。良い感じ

同じ魚でも向きが変わると印象が違うので、どっちも残しておきたくなります

アカハタ(Epinephelus fasciatus)|串本
アカハタ(Epinephelus fasciatus)
ヒブダイ(Scarus ghobban)|串本
ヒブダイ(Scarus ghobban)
ヨメヒメジ(Upeneus tragula)|串本
ヨメヒメジ(Upeneus tragula)

アカハタ、ヒブダイ、ヨメヒメジも

小さい子を探す合間に、こういう魚も撮ってます

ニザダイ(Prionurus scalprum)|串本
ニザダイ(Prionurus scalprum)

ニザダイには何かついてました

ダイオウグソクムシでしょうきっと(適当

タカサゴ(Pterocaesio digramma)|串本
タカサゴ(Pterocaesio digramma)
タカサゴ(Pterocaesio digramma)|串本
タカサゴ(Pterocaesio digramma)

タカサゴ、かっこいい笑

群れで見るイメージが強いけど、一匹だけで撮っても良いですね

タコの腕の先には・・・

タコの交接(Octopoda (species unidentified))|串本
タコの交接(Octopoda (species unidentified))

最後はタコの交接

伸びている腕の先には、もう一匹がいました

なんかセクハラおじさんみたいな手つきでした笑

写真だけだと分かりにくいですが、腕がどこへ伸びているか見てみてください

06 / ISE

潜れない日は、急遽伊勢神宮へ!

海の予定が変わって、思いがけず新年のお参りに。

風が強くて潜れなかった日は、急遽伊勢神宮に行くことに!笑

串本に潜りに来て、伊勢神宮まで行くとは思ってなかった

でも新年からお参りができたので、これはこれで良かったです

伊勢神宮の参道を進む神馬
伊勢神宮の参道を進む神馬

ちょうど行事がある日だったようで、人も沢山集まっていました

参道では神馬の姿も。普段のお参りとは少し違う雰囲気でしたね

伊勢神宮「一月十一日御饌」の案内板
伊勢神宮「一月十一日御饌」の案内板

案内板にあったのは「一月十一日御饌」というお祭り

神宮の神様たちにお食事をお供えして、一緒に召し上がっていただく祭典なのだそうです

「神様が集まる日」と聞いたのは、このことだったみたいですね

たまたま予定を変えて来た日に、こういう行事を見られたのは嬉しかったです

そして伊勢といえば赤福!

お参りも良いけど、もちろんこっちも楽しみです笑

赤福餅とお茶
赤福餅とお茶

赤福、美味しかったな~

お茶と一緒に食べてひと休み。海とは違う楽しみ方だけど、こういう時間も良いですね

07 / KUMANO

熊野の世界遺産と、柿の葉寿司と温泉卵

今回の旅は、陸でも色々寄り道しました。

熊野速玉大社と熊野本宮大社へ

熊野速玉大社の世界遺産碑
熊野速玉大社の世界遺産碑
熊野本宮大社の鳥居
熊野本宮大社の鳥居

今回の旅では熊野速玉大社と熊野本宮大社にも行って、世界遺産巡りも

普段は海の中ばかりですが、こうして大きな木に囲まれた場所を歩くのも良いですね

ダイビング旅行のはずなのに、お参りもだいぶ充実してきました笑

柿乃肴の柿の葉寿司

熊野新宮・柿乃肴の店先
熊野新宮・柿乃肴の店先
柿の葉寿司
柿の葉寿司

熊野新宮では、柿乃肴の柿の葉寿司を

葉っぱを開いて食べるのも含めて、旅先っぽくて良いですね

これも美味しかった!

赤福に柿の葉寿司に、陸の思い出がだんだん食べ物で埋まっていきます笑

湯の峰温泉で温泉卵作り

湯の峰温泉の公衆浴場
湯の峰温泉の公衆浴場
湯の峰温泉の湯筒で温泉卵作り
湯の峰温泉の湯筒で温泉卵作り

さらに湯の峰温泉へ

温泉に来て、温泉卵も作って・・・陸も楽しすぎました笑

湯気が上がる湯筒に袋が沢山下がっていて、この景色も面白いですね

ご飯もお参りも温泉もあって、潜れない時間までしっかり楽しめた旅になりました

ちなみに車で事故ったのは、伊勢神宮に行くより前の日です

これは本当に勘弁してほしかった・・・

そのあとこれだけお参りしたので、厄払いも完璧です(きっと)

08 / NEXT DIVE

次の串本は、沖のポイントとワイドも

初めての串本、また違う海況でも潜ってみたい。

今回は風に振り回されましたが、近場でもハゼや幼魚、小さいエビたちに群れまで色々撮れました

ホウライヒメジの群れを見ると、次はワイドも持ってきたいですね

沖のポイントにも行ってみたいし、また海況の良い時に来たいな~

そして陸観光も、思っていた以上に楽しかった!笑

ということで、初めての串本旅行でした

ではまた〜

ありまりのプロフィール写真

ありまり

マクロ生物を探して撮るのが好きなダイバー。自分で撮影した水中写真と観察記録を紹介しています。

プロフィールを見る →

ホウライヒメジの群れ(Parupeneus ciliatus)|串本

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

もくじ